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2025年1月7日

ウォーターサーバーにクーリングオフは可能?手順や適用期間を徹底解説

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ショッピングモールや訪問販売などでウォーターサーバーを契約したものの、「自分には必要なかった」「想像と違った」ということもあるでしょう。

そんなときは、クーリングオフすることで契約を解消できる場合があります。

ただ、クーリングオフと聞いても具体的な内容や手続きが分からないという方も多いでしょう。

本記事では、ウォーターサーバーのクーリングオフについて詳しく紹介していきます。

ウォーターサーバーを契約して後悔している方は、ぜひ参考にしてください。

  • 奥山 尋史画像
    アクアソムリエ・監修者
    奥山 尋史
    日本アクアソムリエ協会認定のアクアソムリエとして「美味しい水を日本に広げる」をテーマに活躍中。名古屋文理大学の情報メディア学科卒業後、SEとして働きながら、趣味で全国の水を収集していたが、趣味を仕事にしたいと思い、水を扱うウォーターサーバー関連の仕事に転職。データで見るおいしい水を得意とし、日本だけではなく全国の水まで分析し、現在MIZULOGで監修者を務めながら情報を公開している。

ウォーターサーバーはクーリングオフできる?

結論として、ウォーターサーバーはクーリングオフすることが可能です。

ただし、クーリングオフが適用されるのは期間や購入方法など条件が定められています。

クーリングオフが適用されない場合は通常の解約となり、解約金が発生する可能性があるので注意しましょう。

クーリングオフとは?

クリーリングオフとは?

クーリングオフとは、消費者が購入の意思がないまま契約してしまった商品を返品できる制度です。

ほとんどの商品に該当する制度で、ウォーターサーバーにも適用されます。

ウォーターサーバーをクーリングオフする理由として、「ショッピングモールなどで営業され断れずに契約してしまった」「思っていたより料金が高かった」などがあります。

そんな時、クーリングオフを使えば解約金などをかけずに契約を解消することができます。

ウォーターサーバーの契約にクーリングオフが適用される条件

以下の購入方法の場合、ウォーターサーバーのクーリングオフが適用されます。

ただし、クーリングオフには期限が定められているので適用条件と危険をまとめてみました。

購入方法 適用期限
キャッチセールス 8日以内
訪問販売 8日以内
電話勧誘販売 8日以内
モニター会員 20日以内
マルチ商法(紹介制) 20日以内

クーリングオフができる条件は対面による契約が多く、購入方法によって期限が異なります。

この期限は、契約書面を受け取った日を含めた日付なので過ぎるとクーリングオフは適用されないので注意が必要です。

また、インターネットや店頭など自分の意思で購入した場合も適用されません。

必ず契約書面を受け取った日を覚えておきましょう。

ウォーターサーバーをクーリングオフする手順

契約したウォーターサーバーがクーリングオフの対象であることがわかったら、次は手順の確認しましょう。

ウォーターサーバーをクーリングオフする手順は以下の通り。

  1. 国民生活センターに相談する
  2. 対象期間内に手続きを進める
  3. 書面でクーリングオフの申請をする
  4. クレジット支払いの場合はカード会社にも通知する

それぞれ詳しく解説していきます。

 

国民生活センターに相談する

国民生活センターに相談

国民生活センターは消費者側の様々な相談に乗ってくれるため、契約したウォーターサーバーがクーリングオフできるか確認をしましょう。

必ず相談する必要はありませんが、万が一販売元がクーリングオフの対応をしてくれないなど、何かしらのトラブルが起こる可能性があります。

最初に国民生活センターに相談しておけば、トラブルなどなくスムーズにクーリングオフできるでしょう。

相談窓口はお住いの地域により異なるので、まずは最寄りの国民センターを確認してから問い合わせてください。

対象期間内に手続きを進める

ウォーターサーバーをクーリングオフできる期間は、契約書面を受け取った日を含めて8日・10日・14日・20日のいずれかの期限が定められています。

例えば、期限が8日以内の場合、12月1日に契約書面を受け取っていれば12月8日までにクーリングオフの申請が必要になります。

ご自身のウォーターサーバーの期限がわからない場合は、最初に国民センターに確認しておきましょう。

書面でクーリングオフの申請をする

ウォーターサーバーをクーリングオフする際の書面

クーリングオフが適用されることが確認できたら、販売会社にクーリングオフの旨を伝えます。

その際、必ず書面で申請するようにしてください。

書面には以下の情報を記載しましょう。

  • 契約解除の旨(理由は必要ない)
  • 契約した年月日
  • ウォーターサーバーの商品名
  • 金額
  • 既に支払い済の場合は返金の旨(返金期限の記載)
  • 書面作成日
  • 差出人の名前・住所・印鑑
  • 受取人の名前・住所

書面が完成したら、内容証明郵便で販売元に送りましょう。

電話やメールで行った場合、証拠が残らないので販売会社に届いていないと言われてしまう可能性があります。

クーリングオフする際は必ず書面に書き、郵送した証拠が残るようにすることが重要です。

クレジット支払いの場合はカード会社にも通知する

ウォーターサーバーの支払いをクレジットカードでした場合、必ずカード会社にもクーリングオフの旨を連絡しましょう。

販売会社とカード会社は連携していないため、料金が引き落としされてしまう可能性があります。

クーリングオフの申請の際は、カード会社への連絡を忘れないようにしましょう。

契約解除・返金を待つ

クーリングオフの申請が終わったら、販売会社からの契約解除と返金を待つだけです。

法律により販売会社はクーリングオフの申請を無視することはできませんが、もしも対応がなかった場合国民センターに相談しましょう。

この時点で、クーリングオフの期間が過ぎていても書面と内容証明の証拠が残っていれば問題ありません。

ウォーターサーバーをクーリングオフする際の注意点

ウォーターサーバーをクーリングオフする際に、注意点が2点あります。

  • 適用期間を過ぎた場合はクーリングオフできない
  • ネット通販などで契約した場合はクーリングオフできない

それぞれ解説していきます。

適用期間を過ぎた場合はクーリングオフできない

ウォーターサーバーをクーリングオフできる期限

ウォーターサーバーの契約時に契約書面を受け取りますが、その日を含めて8日以内がクーリングオフできる期間になります。

購入方法によって期限は異なりますが、ウォーターサーバーの契約方法の多くが8日以内が期限です。

対象期間を過ぎるとクーリングオフができなくなり、違約金が発生する可能性があるので注意が必要です。

ウォーターサーバーの契約後、心変わりがあれば直ぐにクーリングオフの手続きを進めましょう。

ネット通販などで契約した場合はクーリングオフできない

クーリングオフは『購入者側に購入の意思がなかった場合のみ』適用されるため、ネット通販や店頭で契約した場合はクーリングオフできません。

最近では多くのウォーターサーバーがネットから簡単に契約できますが、その場合ご自身の意思で契約しているため、クーリングオフの対象外となります。

ご自身でクーリングオフができるか判断がつかない場合は、すぐに国民生活センターに相談をしましょう。

ウォーターサーバーのクーリングオフに関するまとめ

ここまで、ウォーターサーバーのクーリングオフ方法や注意点を紹介してきました。

クーリングオフする際のポイントは以下の4つ。

  • まずは国民生活センターに相談する
  • クーリングオフの適用期間内か確認する
  • クーリングオフ通知書は必ず書面で作成する
  • クレジットカード会社への連絡を忘れない

クーリングオフは期限が短いので、契約後少しでも違和感があったら早めに手続をしましょう。

1日でも期限が過ぎてしまうと、メーカーにより違約金を支払わなければなりません。

また、書面の作成や郵便局に行ったりと手続きに時間がかかるため、余裕をもって行動をしましょう。

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