ペット(犬や猫)の使う水はウォーターサーバーでも大丈夫？安全性・注意点やおすすめのウォーターサーバーを徹底解説！

大事な家族の一員であるペット。

動物は人間よりも寿命が短く、生涯を健康に過ごすためには毎日摂取するお水が重要です。

安全に飲めると言えばウォーターサーバーのイメージですが、実際にはどうなのでしょうか。

ということで、ウォーターサーバーのお水はペットも安全に飲めるのか徹底解説！

大事なペットが健康に過ごすために、ウォーターサーバーは必要なのでしょうか？

家族のためにウォーターサーバーを導入しようか検討している方は、ぜひご覧ください！

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  調査員・執筆者

  後藤 美玖

  「美と健康」をテーマに、世界中の水を研究しながら個人ブログで紹介しているブロガー。ブログでの活躍を知り、MIZULOGの調査員兼執筆者として抜擢された。おすすめの水は美容だけでなく、二日酔いにも効く「水素水オードヴィー」。ミネラル摂取はコントレックスを推奨。

ウォーターサーバーの水はペットに使っても大丈夫？

結論から言うと、ウォーターサーバーのお水はペットに使って問題ありません！

ただし、一口に水と言ってもさまざまな種類があります。

その水質によっては、お腹を下したり体調不良に繋がる可能性も。

そこで、ペットに最適なお水の種類について詳しく確認していきましょう。

ペットに最適なお水の種類とは？

基本的に、人間が飲むことのできるお水であればペットに与えても問題はないとされています。

しかし、お水に含まれる「ミネラル」はペットの身体に影響を与えることも。

特に、ミネラルウォーターはミネラルの含有量が多く、摂取量によってはペットの身体に障害を与える可能性があります。

そのため、ミネラルの少ない「軟水」がおすすめです。

以下に分類基準表をまとめました。

実は、水道水を与えても基本的に問題はありません。

特に、日本の水道水は世界トップレベルの安全性であり、高く評価されています。

水道水とミネラルウォーターの違いについて詳しく知りたい方は、以下の記事をあわせてご覧ください！

ウォーターサーバーの水をペットに使うメリット・デメリット

ペットには健康で長生きしてほしいと願う方がほとんどです。

しかし、「ウォーターサーバーのお水で何が変わるの」という疑問の声もあります。

ということで、ウォーターサーバーのお水をペットに使うメリット・デメリットをご紹介！

良い面・悪い面を把握することで、ウォーターサーバーを導入するかの判断材料にできます。

それぞれの詳細をチェックしていきましょう。

ペットにウォーターサーバーを使う4つのメリット

いつでもご家庭で美味しく安全なお水を飲むことができるウォーターサーバー。

そんなウォーターサーバーは、ペットや家族にとってどのようなメリットがあるのでしょうか。

そこで、ウォーターサーバーを使うメリットをご紹介します！

メリットを以下4つにまとめました。

ウォーターサーバーがペットにとって安全であることが伝わる内容になっています。

詳細を順番に確認していきましょう。

水道水を使うよりも安全

ウォーターサーバーと言えば、お水が美味しく安全というイメージがあります。

そのイメージ通り、実際にウォーターサーバーのお水は水道水よりも安全です。

なぜなら、ウォーターサーバーのお水は、安全性が証明されている天然水ボトルや浄水フィルターを搭載しているから。

一方、水道水は地域によって含まれる成分バランスの差が大きいです。

さらに、水道管の材質・老朽化により不純物が含まれる場合が多く、ペットには微量の摂取でも身体へ悪影響を与える可能性があります。

ペット専用のお水を買うよりも安い

実は、水道水やウォーターサーバー以外に安全なお水を飲ませる方法として「ペット専用のお水」があります。

ペットのために開発されたお水なだけあり安全性は完璧です。

しかし、このお水のデメリットは料金が高い点。

相場は、約2,100円〜12,000円（2L×6本）と決して安くはありません。

ペットが生涯生きるために必要なお水摂取量を考えると、あまりお得とは言えません。

そのため、長期的に見ると家族みんなが利用できるウォーターサーバーのコスパが良いと言えます。

お湯でドライフードをすぐにふやかせる

ペットフードをふやかして与える際、ウォーターサーバーならその都度お湯を沸かす必要はありません。

基本的にウォーターサーバーは、冷水・温水の機能を搭載。

お湯を使いたい時には、レバーやボタンを操作するのみでお湯を出水できます。

これにより、フードを準備する手間が軽減され、ペットにご飯をあげるまでの時間も短縮に。

飼い主にとってもペットにとっても良いことばかりです！

断水時など非常時に使える

宅配水型ウォーターサーバーに限りますが、万が一の断水時でもお水を利用することができます。

人間もペットもお水がなければ生きていけません。

お水が手に入りづらい災害や非常時にも、お水のボトルがあれば安心です。

そのため、断水時でも焦らずにお水を確保できる点は大きなメリットと言えます。

ペットにウォーターサーバーを使うと起こる3つのデメリット

ペットにとってメリットの多いウォーターサーバーですが、中にはデメリットもあります。

デメリットを把握せずに導入してしまうと、後に後悔する原因になる可能性も。

そこで、ペットにウォーターサーバーを使うと起こるデメリットをご紹介！

以下、3つにまとめました。

デメリットも把握しておくことで、さらに安心したお水をペットに提供できます。

詳細を順番に確認していきましょう！

ペットによっては水の好みが合わない

ウォーターサーバーの種類は大きく分けて、宅配水型・浄水型・水道直結型の3つのタイプ。

実は、どの種類を選ぶかによって、お水の種類や特徴が異なります。

ウォーターサーバーによっては、ペットの好みに合わないお水の可能性も。

仮に、通販でお水を頼んでいる場合は、合わなければ次から違うお水のメーカーを頼めば良いだけです。

しかし、ウォーターサーバーを設置してしまうと簡単に返却することはできません。

そのため、ウォーターサーバーメーカーが提供しているお水の情報は、事前に把握しておきましょう！

ウォーターサーバーを倒したり触ってしまうリスク

ウォーターサーバーを設置するリスクとして転倒が考えられます。

不在の間にペットがイタズラをしたり、遊んでいる最中に事故で倒れてしまう可能性はゼロとは言い切れません。

そんなリスクを回避するために、ウォーターサーバーは転倒防止対策ができるようになっています。

転倒防止ワイヤーやジェルマット・シートなど、危険を避けるための対策が用意できます。

基本的に事前対策していれば転倒は避けられるため、ペットが怪我をしないためにも防止案を考えておくと安心でしょう！

フィルター交換や掃除の手間

ウォーターサーバーをペットが安全に利用するためには、日々のメンテナンスが重要です。

メーカーごとにメンテナンスサービスは用意されていますが、それは点検がメイン。

そのため、定期的な清掃は必要です。

清掃を怠ると以下のリスクが考えられます。

• 雑菌・カビの繁殖
• バイオフィルム形成
• 水の匂いや味の劣化
• アレルギーなど身体への影響

特に、免疫力の弱いペットは、最悪感染症のリスクが考えられます。

このようなリスクを生まないために、こまめな清掃を意識しましょう。

掃除箇所と頻度は部品により異なりますが、手の触れやすい箇所は1週間に1回の清掃が適切です。

ペットにウォーターサーバーの水を使う際の注意点

ペットに多くのメリットをもたらすウォーターサーバー。

そんなウォーターサーバーのお水を使う際に気をつけるべき点がいくつかあります。

ということで、ペットにウォーターサーバーの水を使う際の注意点をご紹介！

特に気をつけてほしい注意点は以下の5つ。

• 冷水を与えてはいけない
• ウォーターサーバーへのいたずら・転倒対策をする
• 常に衛生管理を徹底
• ペットの邪魔にならないサイズを選ぶ
• スイッチやコードを噛ませないようにする

これらを注意するだけで、不在の間でもペットが安心して過ごすことができます。

安全にウォーターサーバーを設置したい方は、参考にしてみてください！

冷水を与えてはいけない

実は、ペットに冷たすぎるお水は禁物です。

冷水は、消化器官に負担をかけ内臓機能が低下するため、お腹を下してしまう可能性があります。

そのため、ペットにあげるお水の温度は、時期にもよりますが室温と同程度の15〜25℃が理想です。

水の温度を上げる際は、冷水と温水を【7：3】の割合で混ぜてることで簡単に温度調節ができます。

ウォーターサーバーへのいたずら・転倒対策をする

引用元:コスモウォーター

ペットのために、ウォーターサーバーにはいたずら・転倒防止をしておくべきです。

好奇心旺盛なペットがいる場合は出水コックに触れてしまい。床がお水だらけになってしまうなんてことも。

対策としては、冷水・温水両方にチャイルドロック機能が付いているサーバーを選ぶと誤出水の恐れを防げます。

また、チャイルドロック機能が非搭載のサーバーの場合、ウォーターサーバーの周りに柵を置くなどしてペットとウォーターサーバーの距離をとりましょう。

また、不在の間にウォーターサーバーが転倒し、ペットが怪我をしてしまうリスクがあります。

転倒防止対策として、家具や床への固定策や安全な場所への設置を考えましょう！

常に衛生管理を徹底

大切なペットにあげる水だからこそ、お水を衛生的に保つことが最も重要と言っても過言ではありません。

ウォーターサーバーに付着した汚れや埃を放置してしまうと、カビや雑菌が繁殖する原因に。

万が一、サーバーの内部でカビや雑菌が繁殖してしまうと、ペットの健康面に悪影響が出る可能性があります。

そうならないためにも、日頃のお手入れを欠かさずに行うようにしましょう！

家族の一員であるペットのために、ウォーターサーバーを導入した際には常に清潔に保つことも飼い主としての役割の1つです。

ペットの邪魔にならないサイズを選ぶ

ペットを飼っていると、ゲージやペット用トイレなど何かと場所を取ります。

サイズの大きなペットの場合、歩く導線をウォーターサーバーが塞いでしまうことも。

そのため、ペットの邪魔にならないサイズを選びましょう。

床に十分なスペースを確保できない場合は、卓上型のウォーターサーバーが最適です。

スイッチやコードを噛ませないようにする

ペットにコードを噛まれたり、いたずらをされないようにすることも大切です。

特に、犬や猫は成長時に歯が痒くなり目に見える物を噛んでしまい、感電事故に繋がる恐れもあります。

しっかり壁に沿ってサーバーを設置し、コードや電源プラグが見えないようにしましょう。

これだけで、いたずらのリスクを軽減できます。

また、電源コード専用のカバーを付けるとなお良いです。

ペットが危険な目に合わないようしっかり対策を取りましょう！

ペットに使えるウォーターサーバーの選び方

引用元:日本宅配水＆サーバー協会

ペットが快適に利用できる魅力溢れるウォーターサーバー。

そんなウォーターサーバーは、現在469万台も流通しています。

膨大な数のウォーターサーバーの中から、ペットに最適なウォーターサーバーを探すのは困難です。

ということで、ペットを飼っている方におすすめのウォーターサーバーをタイプ別にご紹介！

宅配水型と浄水型の2タイプに分けて説明していきます。

大切なペットのために、最適なウォーターサーバーを選んであげましょう！

【宅配水型】ペットに使えるおすすめのウォーターサーバー

宅配水型のウォーターサーバーは、定期的にお水のボトルを配送してくれます。

お水を買いに行く手間が省けるだけでなく、備蓄用水としても活躍するのが大きな魅力。

そんな宅配水型ウォーターサーバーのおすすめを順番に紹介していきます。

【スノーアルプス】スタンダードサーバー

スタンダードサーバーは、硬度16mgの天然水を使用しており、ペットの体に負担の少ない軟水をあげることができます。

また、床置き型と卓上型から選べるため、ペットの大きさや成長に合わせて選ぶことが可能。

ペットを飼っている方には申し分ないウォーターサーバーです。

【コスモウォーター】Smartネクストにゃんモデル

Smartネクストにゃんモデルは、硬度27mgの天然水を使用しているのでペットにも安心して使えます。

また、細部までこだわった猫モチーフのデザインは、特に猫好きには絶大な人気を得ています。

【アクアクララ】アクアファブ

アクアファブは、硬度29.7mgの軟水を使用しているため、ペットにも問題なく使用ができます。

さらに、サイズは横幅28cm・奥行35cmと床置きにしてはコンパクトサイズでペットがいるご家庭も問題なく置くことができます。

【浄水型】ペットに使えるおすすめのウォーターサーバー

浄水型のウォーターサーバーは、自宅の水道水をろ過して使用するタイプのウォーターサーバーです。

ボトルの注文や保管が必要なく、水がなくなれば水道水を補充するだけで使用できる手軽さが特徴。

どれだけお水を使っても料金が変わらない定額制なので、お水の量を気にせず使えるのも魅力です。

そんな浄水型ウォーターサーバーのおすすめ機種を3つご紹介します。

【Locca】litta

Littaは、業界トップクラスの高性能フィルターで29項目の不純物を除去できます。

サーバーは卓上型のみで、横幅23cmのコンパクトサイズが大きな魅力。

チャイルドロックなどの機能面も充実していて、ペットはもちろん人間も使いやすいウォーターサーバーです。

【スノーアルプス】浄水型サーバー

スノーアルプス浄水型サーバーは、床置き型と卓上型の2種類をペットの大きさや用途に合わせて選ぶことができます。

グッドデザイン賞を受賞しており、インテリアの邪魔をしないデザイン性も、人気を集めている要因のひとつ。

給水タンクは大容量の7Lで、お水の量を気にすることなく使うことができます。

【ハミングウォーター】flowss（フローズ）

Flowsは、横幅26cm・奥行37cmとコンパクトなサイズのため、限られたスペースに設置できます。

また、クリーン機能が搭載されており、お手入れの難しいサーバー内部を衛生的に保つことが可能。

カラーバリエーションが多く、どんなインテリアにもぴったりな色が見つかるのも特徴の1つです。

まとめ

ここまで、ウォーターサーバーのお水はペットも安全に飲めるのか徹底解説しました。

ウォーターサーバーがあれば、冷水温水が直ぐに使え栄養面のサポートもでき、確実にペットをよりよい環境で過ごさせてあげることができます。

人間よりも命の短いペット達を気遣ってあげられるのは飼い主だけです。

大切なペットのために最適なウォーターサーバーを選び、両者が長く健康的に過ごせるようにしていきましょう！