ウォーターサーバーは買取とレンタルどっちがおすすめ?メリット・デメリットを解説
ウォーターサーバーを使用する際、メーカーからレンタルするのが一般的ですが、買取した方がお得になるイメージをお持ちの方も少ないないでしょう。
せっかくウォーターサーバーを使うなら、お得な方を選びたいですよね。
本記事では、ウォーターサーバーのレンタルと買取について、それぞれのメリット・デメリットなどを詳しく解説しています。
レンタルと買取のどちらを選ぶか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
- アクアソムリエ・監修者奥山 尋史日本アクアソムリエ協会認定のアクアソムリエとして「美味しい水を日本に広げる」をテーマに活躍中。名古屋文理大学の情報メディア学科卒業後、SEとして働きながら、趣味で全国の水を収集していたが、趣味を仕事にしたいと思い、水を扱うウォーターサーバー関連の仕事に転職。データで見るおいしい水を得意とし、日本だけではなく全国の水まで分析し、現在MIZULOGで監修者を務めながら情報を公開している。
もくじ
ウォーターサーバーの買取とは?
ウォーターサーバーの買取とは、メーカーからウォーターサーバーを一括で買い取ることです。
レンタルの場合は、メーカーに月額料金としてレンタル料を支払いサーバーを借りて、契約期間が終了したら返却します。
契約期間はメーカーやプランによって異なりますが2〜3年が一般的で、契約期間中に解約する場合は解約金が発生する場合がほとんど。
一方、買取の場合はサーバー自体を買い取ってしまうため、レンタル料金は発生しません。
また、レンタルと違って「契約期間」がないため、利用する期間は自分で自由に決めることができます。
ウォーターサーバーを買い取るメリット
レンタルと買取で迷っている方は、それぞれのメリットとデメリットを比較した上で、自分に合っている方法を選ぶのが大切です。
ウォーターサーバーを買い取る場合のメリットは以下の3つ。
- 契約期間の縛りや解約金が発生しない
- 長期間使うと料金がお得になる
- 毎月の注文ノルマがなくなる
それぞれ詳しく解説してきます。
契約期間の縛りや解約金が発生しない
ウォーターサーバーを買い取る場合、契約期間の縛りや解約時の解約金は発生しません。
レンタルの場合、契約時に「契約期間」が定められ、契約期間内に解約する場合は解約金が必要になります。
契約期間は2〜3年が一般的で、解約金は10,000〜30,000円が平均的な金額。
契約期間中にウォーターサーバーが不要になっても、解約する場合は高額な解約金を支払う必要があるので、容易に解約はできないでしょう。
一方で、買い取りの場合はサーバー本体の買い取り費用を支払う必要はありますが、契約期間の縛りや解約金を気にせず、自由にウォーターサーバーを利用できのはメリットです。
長期間使うと料金がお得になる
ウォーターサーバーの月額料金には、大きく分けて「お水代」「サーバーレンタル料金」の2つが存在します。
長期間レンタルする場合、支払う金額がサーバーの買取料金を超えてしまうので、買取の方がお得です。
また、レンタル料金が必要ないメーカーの場合は、お水の料金が安くなる場合もあります。
具体的な例として、業界シェアNo.1のプレミアムウォーターが提供する、「famfit(ファムフィット)」の買取プランを見ていきましょう。
買取プラン | レンタルプラン | |
---|---|---|
サーバー代金 | 一括:66,000円(税込) 分割:1,100円(税込)/60回 | 0円 |
お水代 | 3,866円(税込) | 4,082円(税込) |
特別割引(お水代) | 1,100円(税込)/月※最大60回 | 0円 |
月額合計 | 3,866円(税込) | 4,082円(税込) |
5年後合計 | 231,960円(税込) | 244,920円(税込) |
上記の料金から分かるように、購入プランはサーバー代金がかかるものの、お水代が割引されます。
サーバー代として66,000円はかかりますが、5年間利用した場合の合計金額で見ると、買取プランの方が12,960円お得に!
ウォーターサーバーを長期間利用したいとお考えの方は、買取を選択肢に入れてみましょう。
毎月の注文ノルマがなくなる
ウォーターサーバーを買い取るメリットの3つめは、お水の注文ノルマがないことです。
レンタルの場合、「毎月ボトル2本以上の注文」のような注文ノルマが定められている場合があります。
ノルマがあると、水の使用量が少ない時期でもお水を注文する必要があるので、お水を余らせてしまったり保管場所に困ってしまうなんてことも。
買取の場合は、必要な時に必要な量を注文すればよいので、お水が余ったりボトルの保管場所に困ることはありません。
お水の使用量が少ない世帯や家を空ける機会が多い方は、買取の方がお水を効率的に使用できるでしょう。
ウォーターサーバーを買い取るデメリット
ウォーターサーバーの買取には多くのメリットがあることが分かりましたが、デメリットを把握しておくことも重要です。
ウォーターサーバーを買い取る場合のデメリットは以下の3つ。
- 保証期間を過ぎると故障時の費用が自己負担になる
- 機種変更ができない
- サーバーの処分が面倒
それぞれ詳しく解説していきます。
保証期間を過ぎると故障時の費用が自己負担になる
ウォーターサーバーを買い取る場合、メーカーの保証期間を過ぎてしまうと、故障や破損した際の修理費は自己負担となります。
多くのメーカーで2〜3年間の保証が付きますが、ウォーターサーバーは長期間使用することで故障のリスクも高まるもの。
保証期間が過ぎてからメーカーに修理を依頼する場合は、全額自己負担となるので、デメリットと言えます。
その点、レンタルの場合はメーカーのサポートが充実しており、無償で交換対応を行なっているメーカーもあるため、故障時の対応はレンタルの方が優れています。
機種変更ができない
ウォーターサーバーを1度買い取ってしまうと、簡単に機種変更することはできません。
機種を変更したい場合は、別の機種を再度購入する必要があるので、サーバー購入として4〜6万円ほどがかかります。
経年劣化や引越しなどのタイミングで「新しいウォータサーバーに変えたい」と思っても、再度購入するとなれば大きな出費は避けられません。
一方レンタルの場合は、故障時や経年劣化したタイミングで別のサーバーに変更することができます。
また、追加で費用がかかる場合がありますが、任意のタイミングで最新機種に変更できるメーカーもあるので、常に新しい機種を使用したい方は、レンタルの方がおすすめです。
サーバーの処分が面倒
ウォーターサーバーには、冷却機能に「フロンガス」が使用されている機種が多く、その場合はそのまま粗大ゴミとして捨てることはできません。
フロンが含まれるサーバーの処分は、専門業者に依頼してフロンガスを回収してもらうなどの対応が必要となります。
レンタルであれば、解約後のサーバーはメーカーが引き取ってくれるので、自分で処分する必要はありません。
処分に手間と費用がかかってしまうことを考えると、解約後の対応はレンタルの方が手軽と言えます。
ウォーターサーバーはレンタルの方が良い?
ここまで、ウォーターサーバーの買取について解説してきましたが、レンタルと比較してどちらが良いのでしょうか。
ウォーターサーバーを買取には魅力的なメリットがいくつかありましたが、故障時のサポートや機種変更などのデメリットは見逃せません。
ということで、買取の内容を踏まえた上で、レンタルのメリット・デメリットを確認していきましょう。
ウォーターサーバーをレンタルするメリット
ウォーターサーバーのレンタルする場合のメリットは以下の3つ。
- いつでもメーカーのサポートを受けられる
- 新しい機種に変更できる
- サーバーの処分はメーカーが対応してくれる
それぞれ詳しく解説していきます。
いつでもメーカーのサポートを受けられる
ウォーターサーバーの月額料金には、故障時の修理対応や定期メンテナンスなどのサポート料金が含まれています。
お手入れの難しいサーバー内部を定期的に清掃してくれるサービスや、万が一故障してしまった場合の修理・交換など、様々なサービスが利用できるので安心です。
特に、購入の場合は保証期間がすぎると故障時の修理費用が自己負担になるところを、レンタルであれば無償で対応してくれるのは大きなメリットと言えます。
新しい機種に変更できる
ウォーターサーバーを長期間使用していると、経年劣化での汚れや傷が気になってしまうこともあるでしょう。
また、引越しやインテリアの模様替えに合わせて新しいウォーターサーバーに変えたいという人も少なくありません。
そんな時、レンタルなら新しいウォーターサーバーに変更することができます。
メーカーによって交換方法は異なりますが、同じ機種の新品か別の機種への変更のどちらかを選べる場合が多く、生活スタイルに合わせて好きな機種を選ぶことが可能。
常に新しい機種を使える点は、レンタルならではの魅力です。
サーバーの返却はメーカーが対応してくれる
ウォーターサーバーを解約する際、レンタルの場合はメーカーにサーバーを返却します。
返却の方法はメーカーによって異なりますが、サーバー本体のお水の抜いて本体を梱包した後は、メーカーが引き取ってくれるのが一般的。
購入の場合は専門業者にフロン処理を依頼するなどの費用や手間がかかる場合がありますが、レンタルは大きな手間をかけずに処分が完了します。
ウォーターサーバーは本体重量が重く扱いが難しいので、解約後の対応はレンタルの方が手軽と言えるでしょう。
ウォーターサーバーをレンタルするデメリット
最後に、ウォーターサーバーをレンタルする際のデメリットを見ていきましょう。
- 契約期間に縛りがある
- お水の注文ノルマがある場合がある
順番に解説していきます。
契約期間に縛りがある
ウォーターサーバーをレンタルで契約する場合、多くのメーカーで契約期間が定められており、契約期間内に解約する際は解約金が発生します。
契約金は1〜3万円と高額に設定されていることが多く、解約の際にネックになってしまうのはデメリットと言えるでしょう。
契約期間はメーカーやプランによって異なりますが、契約期間が1年など短いプランや、契約の縛りがない場合もあります。
契約期間が気になる方や、初めてウォーターサーバーを使う方は、契約期間の短いメーカーを選ぶのがおすすめです。
お水の注文ノルマがある場合がある
ウォーターサーバーをレンタルする場合、毎月のお水の注文ノルマが設けられている場合があります。
そのため、水の使用量が少ない時期などはお水が余ってしまい、保管場所に困ってしまう可能性があるでしょう。
お水を余らせないために料理に使うなどして使用量を調整する方法もありますが、無理にお水を消費するのはおすすめしません。
そんな時に助かるのが、「配送スキップ」です。
メーカーによっては、お水の配送を次回まで無料でスキップすることができるので、お水が余っている状態でも心配ありません。
お水を使う量が少ない世帯の方は、配送スキップができるメーカーを選びましょう。
【結論】ウォーターサーバーは買取よりレンタルがおすすめ
ここまで、ウォーターサーバーのレンタルと買取について解説してきました。
結論として、MIZULOGではウォーターサーバーを利用するなら「レンタル」をおすすめします。
レンタルがおすすめな理由は以下の5点。
- メーカーのサポートが充実している
- 新しい機種に変更できる
- 解約後にサーバーを自分で処分する必要がない
- レンタルの場合でも契約縛りが短い・無いメーカーがある
特に、初めてウォーターサーバーを利用する方や、安心してウォーターサーバーを使いたい方にはレンタルがおすすめです。
もちろん、購入にもメリットはあるので、ご自身が重視するポイントや生活スタイルに合わせて、最適な契約方法を選びましょう。
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